①CPU、ASICとは何か?
■CPUについて
CPUっていうと製品を体としたときの脳みそにあたる部分ですよね。
プログラムを処理して「x秒後にモータAを右回転させろ!」とか
命令するところ。
一般知識なら、これでいいんですけど設計者となると
いろいろと専門知識を知っていないといけないですよね;;
新米設計者のプン子さんなりにCPUについて調べて説明してみました。
(お手柔らかに・・・笑)
<クロック信号>
まずCPUの動作にはクロック信号が必要です。
回路を動作させるときにタイミングをとるためにあります。
クロック信号というのは、こういうパルス波形のやつですね。
これが1秒間に何回、High/Lowを繰り返せる(発振できる)かによって
処理速度が決まります。
この処理速度はクロック周波数(f=1/T)というもので表され、
数字が大きいほど速くなります。
<発振回路>
発振とは、H/Lを繰り返すことですね。
発振回路があることで、クロック信号が発生します。
では、その発振回路を見てみましょう。
こちらは水晶振動子を使った発振回路です。
すみません、ちょっとここから難しくてあまり理解できてません;;
そして、他にも発振回路はあるのだと思いますが、
そこまでの理解はありません;;
上記の回路はコルピッツ型発振回路と呼ばれるものだと思います。
ちょっと原理は飛ばしますが、ここでクロック信号を生成します。
<外部クロックの逓倍>
外部クロックの周波数ではCPUの周波数(めちゃ速い)に対応できないため、
周波数を逓倍(=整数倍)して使用します。
逓倍するためには、PLL回路というところに通します。
PLL回路については、また次回ということでね、へへ(逃
<リセット信号>
クロックの発振波形ってどういう形だと思いますか?
発振し始めてからの時間経過を含めて考えてみると・・
ちょっと分かりにくいグラフですいません;;
灰色部分は波形の概形です。
吹き出しが波形を拡大したものになります。
最初から綺麗な波形にはならないよ、ということさえ
伝われば大丈夫です^q^
ということは、不安定な状態でCPUの入力がONしてしまう可能性が
でてくるため、それを防ぐ必要があります。
そこでリセット信号の登場です。
CPUが勝手にONにならないために、リセット信号が、
クロックが安定しているかどうかを確認します。
確認後、CPUの入力はONします。
<参考資料>
CPU・MPUはどうやって動く? 〜 発振器のナゾ - MONOist(モノイスト)
https://ja-support.renesas.com/knowledgeBase/17793464
以上、CPUの説明でした。
つたない文章で申し訳ないです;;
発振回路の原理とASICについては次回に持ち越します。
それでは。