「「普通がいい」という病」レビュー(したかった)
泉谷閑示さん著の「「普通がいい」という病」という本を
読みました。
自分らしく生きるために持っておくべき考え方を
全10講に分けて講義形式で教えてくれます。
個性とは何か?うつ病とは何か?ということで悩む方には
必ず一読していただきたい・・ってくらい素敵な本でした。
紐解くような内容もあり、大変わかりやすく読みやすい
ところがいいと思いました。
で、記事のタイトルにもありますが、、
かなりかなりの良作だったのでレビュー書きたかったのですが、
書きたいことがまとまらず、書ききれませんでしたorz
ということで、一部分だけレビューします。
著者泉谷さんいわく自己形成のあり方が述べられているそうです。
「第六夜」とは、運慶が木から仏像を彫り起こすというシーンで、
その姿は、「運慶自身が思う理想の仏像を彫っているのではなく
木の中に埋まっている仏像をただ掘り出しているだけである」、
と言います。
これは、自己形成も同じで、理想の自分になるために努力する
よりかは、今ある自分をより磨き上げていくことで
真の自分を得ることが出来る、ということだそうです。
例えば、「今の若者はこうであるべき」といった社会が考える理想を
鵜呑みにして、それを目指すことを善と考えること。
そういう考え方をしなければ生きづらい社会ですが、
それが正解じゃないということを頭に入れておきたいと思いました。
こういった自己形成のあり方や、マイノリティとマジョリティ、
善・悪の分別とは、といった色々な視点で自分らしく生きる
方法、考え方が述べられています。
大変良い作品でした。
以上です。